ホーム
会社概要・沿革
業務内容・NEWS
商品案内
作業工程 DTP
作業工程 生産
採用情報



ハイブリット版?聞きなれない言葉かもしれません。1組の版または、1本の版の中に彫刻版と

レーザー(腐食)版が混在している版のことです。彫刻とレーザーのそれぞれの長所を組み合

わせた版とも言えます。

※参考資料 1

写真は通常のセル形状とエクストリームに
よるセル形状との比較です。

エクストリームの1つのセルは5回の彫刻
で構成されています。
通常の彫刻版
コンプレストでの
ベタ部分
エクストリームによる
ベタ部分
 


一般的には シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック・ホワイト の5色ものであれば、カラー写真部

分をきれいにするためシアン・マゼンタ・イエロー の3版を彫刻で製版し、濃度の必要なホワイト

と、文字品質重視のブラックをレーザーで製版している場合が多いのではないかと思われます。


しかし、この方法だとカラー写真部分にもブラックがかかっている場合や、ブラックに淡い調子が

含まれている場合には、ブラック版を2本作る必要さえもありました。また、ブラック意外の文字

品質はあきらめなければいけませんでした。


※参考資料 2

縦線のセル形状の比較

ギザギザ感はほぼなくなり、レーザー
と同等の品質
コンプレストによる
バーコード(縦線)
エクストリームによる
バーコード(縦線)


当社のハイブリット版はこれらの方式とは違い、1版の版中に彫刻とエクストリームを同居

させます。この効果で、カラー写真部や滑らかな階調、淡い調子、高品質な文字、ベタ濃度を

要求される物 すべてが1本の版に集約可能です。

※参考資料 3

数字の”2”の角の部分を比較
ファインよりも高解像度で、且つコンプレスト
よりも濃度が出せます。
シャープで濃い文字を表現出来ます。
コンプレストのセル形エクストリームによる
セル
※参考資料 4

実際の印刷物で”島”の文字を比較

左側の通常の彫刻に比べ右側のエクストリームの文字の方が明らかにシャープで且つ高濃度になっているのがわかります。
”書”の文字で比較

つぶつぶ感やギザギザ感を感じません


当社のハイブリット版は お客様のすべての要求に答えられます!





ミラック社製 MRTFW-1300


シリンダーの穴補正、振れの修正、穴径の変更が出来るようになりました。

生き版のままでの穴修正も可能、印刷場所の変更にも対応出来ます。



平成24年9月

この度、シリンダー肉厚測定ゲージを当社にて開発しました。

1ヶ19000円にて販売も致しますので、ご希望の方はお問い合わせ下さい。

TEL 082-243-8302 担当高村


詳しい資料はこちら よりPDFダウンロードしてください



平成24年8月吉日 お客様各位


拝啓 盛夏の候、貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、当社で製版しているダイレクト製版法は、現在継続が困難な状況になってきています。フィルム製造メーカーも富士フィルム1社だけとなり価格も高騰、供給も不安定な状況になっております。また、当社のフィルム出力機も老朽化しておりますが、代替の機械もなく、メンテナンスさえも不可能な部分が出てきました。さらにそれらに伴う製版諸資材も供給量が激減しており、ダイレクト製版に関わるすべての物が問題をかかえています。

このため、当社は数年前よりダイレクト製版に変わる新しい製版方法を模索しており、この度導入したxtream(エクストリーム)彫刻法により、ダイレクト製版と同等以上の品質での製版が可能となりました。ダイレクト製版に変わる製版方法が社内で確立し、お客様にもご迷惑がかからないレベルに達したと自負しております。

これに伴い従来のダイレクト製版法は、平成24年12月をもって廃止したいと考えておりますので、下記変更点を確認頂きまして、ご理解のほどよろしくお願いします。

                                                     敬具

ダイレクト製版廃止に伴う仕事内容の変更点

① 紙印刷用など深い版深を必要とするものはxtreamにて製版します。

② ダイレクト製版の改版・再販はxtream 及び従来の彫刻で対応します。

③ デジタルデータになってない古い版の改版・再版はお受け出来ない場合があります。

(担当営業にご相談ください)

④ 円周330mm、版幅200mm以下の製版は当社では出来なくなります。

(外注に依頼しますので+2日程度の製版日数を必要とします。)



★レーザー版と彫刻版の いいとこ取り のハイブリット版が製版可能!

ヘル社 製    Xtrem22ヘッド

今まで彫刻製版では難しかった、紙への印刷 がXtreamの特殊な彫刻方法により

製版可能になりました。


従来のバイブレーションによる彫刻方法とは違い、引っ掻くように彫っていきます。

1つのセルを5回の彫刻により形成するため、1つのセルの容積は通常より多くなり、

ダイレクト製版45μ相当の濃度を出す事も可能になりました。

また、従来の製版方法であるダイレクト製版では不安定だった版深やピンホール、サンスポット

が解消。彫刻独特の文字などのギザギザ感もなくなり、今後が期待されます。

さらに、焼付けや現像、腐食工程が不要になったため、使用する化学物質も大幅に削減でき、

環境にも優しい新しい技術です。


Xtream版の特徴  

ハイブリット版が製版可能になりました。

紙印刷等の濃度の必要な物にも彫刻版で対応できるため、彫刻版とレーザー版のいいとこ取り

の製版が可能になります。

例えば、彫刻版のいいところである、ハイライト部分の綺麗さや、段差のない階調表現

レーザー版のいいところである、ベタ濃度の濃さ、ギザギザ感のない文字、これらを同時にあわ

せ持つ版がXtreamで製版可能になります。

紙印刷でカラー、薄い調子や滑らかなグラデーションを必要とする物に適していると言えます。

従来の製版会社では不可能な版が作成可能です。

2013年現在、西日本以西での導入は当社のみです。



色校正は透明フィルムに出力! 

透明フィルムへのカラー出力機 コニカ製 ファルバードアクアを導入


EPSON PX-W8000 に コニカ製 RIPを搭載

デジタルコンセンサスと同様に、印刷会社各社に合わせた、濃度カーブを登録でき、

カラーマッチングにも対応します。

水性インクを使用しているため、作業環境もよく、UVインクにある特有の臭いもありません。


透明フィルム(70μm)に白インクが使用できますので、印刷後の仕上がり状態に近く、

モックアップやサンプルとしても利用可能です。


○特徴

アクアのインクはCMYK+白+オレンジ+グリーン

今までのインクジェットプルーフでは不得意だった蛍光オレンジや鮮やかな草色などが再現可能に

なりました。印刷可能な色彩領域が広いため、より本物に近い色合いのプルーフの出力が可能

です。




このたび木村明雄の社長退任に伴い代表取締役に就任いたしました つきましては

誠に微力ではありますが社業の発展に専心努力いたす所存でございますので

旧に倍してご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます

                              代表取締役社長   高村敏夫   


当社はこれより、以下の強い会社になる様、社員一丸となって、日々努力をして参ります。

● 不況にも耐える、財務基盤の整った強い会社

● トラブルにも迅速に対応出来る、対応能力の高い強い会社

● 顧客のニーズに完璧に答える、高い技術、高い知識を持つ強い会社

● 社員一人一人が自ら考え自ら行動する強い会社




オークマ製
LB4000EX

このオークマ製CNC旋盤は、シンク・ラボラトリーとの共同開発により、グラビアシリンダー加工専用機となっています。重量感たっぷりで、精度の高さがひしひしと伝わってきます。この機械の特徴は、自動でシリンダーの寸法を測定し、振れ幅及び再生利用可能寸法を自動計算。クロム、銅メッキ層を一気に切削し、精度も1/100の真円度、円筒度を出します。

従来の砥石研磨による落版では、真円度の追求は困難でしたが、CNC旋盤の導入により、シリンダーの精度は飛躍的に上がりました。また、従来クロム剥離に使用していた、薬品や、排水処理等の負担も減り、環境にもやさしくなりました。




グラビア印刷用シリンダーグラビア印刷用シリンダー・アニロックスロールの製造    

・マッキントッシュ・ウインドウズDTP

・硬質銅メッキ・硬質クロームメッキ・鏡面研削

・パッケージデザインプロデュース 

当社はグラビア印刷用の版(円筒型でロール状のもの 画面右上の写真)を製造する会社です。これが巨大な印刷機に乗せられて、次々と印刷されていきます。現在業務用の印刷方式は大きく分けて4種類あります。凸版印刷、凹版印刷、平版印刷、スクリーン印刷がそれにあたります。当社が製造するグラビア印刷用の版は凹版にあたり、特に軟包装印刷に広く利用されています。

みなさんが普段コンビニやスーパーで目にする商品(パンやお菓子、食材や調味料、レジの袋等)で透明なフィルムに印刷されているものの大半がグラビア印刷によるものです。それらを印刷するための元となる版を造っています。
当社では印刷は行っておりませんのでグラビア印刷用のシリンダーを製造し、お得意様に納品するまでが、私達の仕事になります。
グラビア印刷の例

今日ではデジタル化が進み、お客様より入ってくる原稿も大半がコンピュータのデータになり、昔ながらのネガやポジフィルムなどはあまり見かけなくなりました。そのため製版工程においてコンピューターによる画像処理(DTP)がその工程の大半をしめるようになってきました。


当社の特徴(10ミクロンから500ミクロン)

※ダイレクト製版は平成24年をもって終了させていただきます。当工場では製版不可能な場合は外注製版いたしますので、よろしくおねがいします。

水性印刷から、パートコート、のり版まで対応

当社の製版方法は2種類あります。1つ目はダイレクト製版法、
感光液を塗布したシリンダーにポジフィルムを巻きつけて紫外線を当て、フィルムの画像をシリンダーに焼き付けます。次に画像部分にのみ塩化第2鉄を用いて腐食させて凹を造る方法。この方法では、腐食液をかけるタイムを調整することにより10ミクロンから500ミクロン(当社実積)の版深が可能です。言いかえると水性印刷用の版から紙への印刷、また、のり版やホットメルト版にまで対応しています。

2つ目は電子彫刻製版法、
銅メッキのついたシリンダーにコンピューターのデータから直接画像を彫刻する方法です。当社が導入しているヘル社製のヘリオ(K-500)は、一秒間に8000個のセルを彫刻します。また解像度が150線から300線以上にまで対応していますのでお客様の要望があれば、非常に高精細なものにまで応用が可能です。また彫刻機で製版した版はインクの転移が良好なため、写真などのハイライト部分が非常にきれいで、またグラデーションの滑らかな階調表現が可能なのも大きな特徴です。また見当精度や再版等の再現性もよく安定した版を提供できます。

またダイレクト製版と彫刻製版を組み合わせたハイブリッド版も製版可能です。

詳細は次ページからの 商品内容・作業工程をご覧ください。


近年ではグラビア印刷用の版だけではなく様々な凹版に挑戦しています。
凹版のことならなんでも当社にご相談ください。

 
Top